注文住宅を建てる時の住宅ローン

注文住宅を建てることになったら、自己資金だけでまかなえる場合は別ですが、ほとんどのケースで住宅ローンを組むことになります。営業マンに相談するとかなり高額なローンを組めると説明され、その気になってしまって予定よりも大きな額で組んでしまうケースも少なくありません。予算が大きくなれば注文住宅の内容も理想に近づくため、それがベストな選択のように思ってしまいますし、気に入った設備等を気兼ねなく入れることができますので、少し頑張って返済していけば良いという気持ちになってしまいます。背伸びをして注文住宅の設計をしてしまった場合、毎月の返済が大きな負担となって日々の生活が厳しいと感じてしまうことが多いので、安全に返済できる範囲内でローンを組むことが大切です。

ボーナス返済に関しては、無くなることはないと断言できるのであればボーナスも含めた返済計画を立てて構いません。しかし、ボーナスが下がったり出なくなる可能性が少しでもあるのなら、ボーナス払いを無しにして計画を立てた方が安心です。後から転職してボーナスが大幅に減ってしまい、返済がきついという声もよく耳にします。頭金を全く用意しなくても、注文住宅自体は建てられますし、営業マンに相談した時でもそういわれるはずです。

特に収入の多い人たちは全てローンに含めて建てられますが、頭金を入れることによって毎月の返済が楽になりますので、少し資金をためてから建てることをお勧めします。