注文住宅の費用の内訳と相場について

注文住宅の費用について、まず知っておきたいのはどんな費用がかかるのかということです。当然さまざまな費用が必要になるのですが、大まかに言えば、土地代・建築費・諸費用という3種類に分けることができます。「土地代」は、土地を新たに購入する際に必要なもので、地域や立地によって金額が大きく変わるものです。すでに土地を持っている場合は関係ありませんが、土地改良が必要なときはその費用がかかることがあります。

「建築費」は、基礎工事なども含めた建築工事にかかる全ての費用になります。家づくりのこだわりなどによって、大きく左右される費用だと言えるでしょう。「諸費用」は、不動産取得の登記手続きを行うときにかかる登録免許税や、その手続きを司法書士に依頼したときの報酬などであり、注文住宅の総額の1割程度を占めています。注文住宅の相場については、まず建築費だけを見ると、全国平均は3、000万円程度となっています。

そして建築費の相場は地域によっても差があり、都市部は割高になる傾向が見られると言えるでしょう。また建築費は、依頼する会社によっても差があり、ハウスメーカーは高く、工務店は安い傾向にあると言われています。次に、土地代も含めたトータルの費用(注文住宅と土地を同時に購入した人のみ)については、全国平均が4、400万円程度となっています。もちろんこちらも地域差があり、地方の最も低い地域が3、600万円程度、都市部の最も高い地域が6、000万円程度と、都市部が高くなるのが特徴です。

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