家を建てるのは、一生に何度もあることではないので、自分好みの家を建てたいと思うものですが、予算には限りがあるので、注文住宅は無理、と諦めている人も、もう一度、注文住宅について考えてみると、意外に買えるかもしれません。注文住宅は、土地を買って、家を建てるというプロセスで進みます。土地と建物がセットになっている建売住宅の方が、セット割引のように割安になるようなイメージがありますが、土地を取得することも、家を建てることも同じなのです。注文住宅を建てる時に、高い土地を選ぶと、当然支払う価格は高くなるので、駅から遠い土地や変形土地など、価格の低い物件を探すと価格が安くなり、家に掛けるお金の割合が増加します。
マイカー派なら、少しぐらい駅から遠くても、便利さはあまり変わりません。駅に近いことよりも、郊外型のスーパーなどがある方が、便利なことも多いです。家を建てる時には、あれもこれもと理想が出てきてしまいますが、住みたい家のコンセプトをはっきりとさせて、できるだけシンプルにすることと、優先順位をつけて、お金をかけるところとかけないところのメリハリをつければ、かえって建売よりも安く仕上がることも多いのです。部屋数を多くして、家の中を区切れば区切るほど、また、作りつけの棚や凝った形の壁など、手間がかかるほど値段が高くなるので、すっきりとしたシンプルで、開放感がある部屋が好みなら、安く仕上げることが期待できます。
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